非対面型ビジネスモデルは人ごとなのか

先日結婚相談所の売上が伸びているという話を聞きました。
先行き不安なコロナという状況下で、人々は人恋しくなり伴侶を求めるようになったのでしょうか?たしかにコロナのような未曽有の状況下では人生を見つめなおす人が増え、結婚や離婚が増えるという傾向はあるようです。
当該結婚相談所の場合は、お見合いの件数が増えているとのこと。
なるほどと思われましたね。
コロナ下ではお見合いもオンラインになっています。
そうすると第1回目のお見合いをするというハードルが下がります。
初めて知らない人に会うというリスクもないし、暑さ寒さの中遠くまで出かけなくていいし、お茶代もかからないし、初回はオンラインの方が好都合という点が確かにあります。
今までは、先例やら礼儀やらでありえなかったことが、「コロナだから(仕方ない)」的に当たり前に行われるようになりました。
婚活市場においてオンラインお見合いはコロナ収束後もスタンダードに行われていくでしょう。

リアルタイムにオンラインでつながることが簡単になり、オンラインで十分、むしろ好都合、というものも増えました。
たいていの習い事もYouTubeで十分なのではないか?とさえ思えてきます。
英会話も音楽もヨガも十分なコンテンツがネット上にあふれ、実際やる気さえあればただでいろいろな知識や技能が習得可能になっています。

このコロナ禍の国の支援策においても「非対面型ビジネスモデルへの転換」というテーマに取り組むことで補助金が得られるものがいくつかありました。
小規模事業者持続化補助金 コロナ型
IT導入補助金 特別枠(C類型)
これらの採択を目指す企業のご支援をする中でも、一見「非対面?」と思うような業種、業界のビジネスでも意外に「非対面」でのビジネス展開が考えられるものだなぁと思うケースをたくさん見てきました。

ネット上は情報収集や販売促進の場のみではなくなりました。オンラインや非対面型で収益を上げることはどの企業も真剣に考えてみる必要がありそうです。

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